Record China 2023年10月21日(土) 18時0分
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18日、中国のサッカーメディア・射門中国は、「中国代表は帰化選手を多くそろえるシンガポールに勝てるのか」とする記事を掲載した。
2023年10月18日、中国のサッカーメディア・射門中国は、11月に始まる2026年サッカーワールドカップアジア2次予選で中国が対戦する相手が全て決まったことについて「中国代表は帰化選手を多くそろえるシンガポールに勝てるのか」とする記事を掲載した。
記事は、同1次予選が今月17日に行われてシンガポールがグアムに1-0で勝利したことで、中国がいる2次予選のグループCは韓国、タイ、シンガポールの4カ国で確定したことを紹介。中国は来年3月21日と25日にシンガポールと2連戦することになり、3次予選進出に向けてシンガポール戦が大きなカギになると伝えた。
そして、シンガポールについて「全体的な実力はアジアの4流。この1年は東南アジアカップでベトナム、香港とそれぞれ引き分けた一方で、帰化選手を多く持つマレーシアに1−4で惨敗したほか、タジキスタンにも2回敗れている。東南アジアの中でも2流のレベルだ」と評した。
また、シンガポールは主に4−3−3、3−4−3の陣形を取り、強豪相手には5−4−1のディフェンス強化体制を取るとしたほか、攻撃面ではタイのACL(アジア・チャンピオンズリーグ)出場クラブであるBGパトゥム・ユナイテッドFCに所属するFWイクサン・ファンディが主力で、1年前のミャンマー戦ではハットトリックを達成したと説明。イクサン・ファンディの故障期間中に活躍したのはマレーシア系のシャワル・アヌアルで、過去10カ月に行われた代表戦11試合で8ゴールを決め、ゴールした試合は4勝2分けと負け知らずであることから、中国はマークが必要だとしている。
さらに、シンガポールの名門クラブであるライオン・シティ・セーラーズFCからは10人が代表に選ばれており、中国系のライオネル・タンやデンマークから帰化したヤコブ・マーラー、オランダ系のクリストファー・ヴァン・ヒュイゼンのほか、アヌマンサン・モハン・クマール、ズルカルナエン・スズリマンといったディフェンダー陣が同クラブから選手されているとした。このほか、注目選手としてMFでは主将のハリス・ハルン、韓国から帰化したソン・ウィヨンなどを挙げた。
記事は、シンガポール代表相手に中国が勝ち点6を獲得するには「十二分に力を発揮してチャンスをしっかり生かす必要がある。レベルの低いミスを犯してはならない」とし、決して簡単な相手ではないとの見方を示している。(翻訳・編集/川尻)
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