広州地下鉄、「怖い格好」で駅に立ち入ることを禁止=ネット民「差別」「良いこと」―中国

Record China    2023年10月20日(金) 16時0分

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中国・広東省広州市の地下鉄が「怖い格好」をした人の駅構内への立ち入りを禁止しているとして、SNS・微博(ウェイボー)で大きな反響を呼んだ。

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中国・広東省広州市の地下鉄が「怖い格好」をした人の駅構内への立ち入りを禁止しているとして、SNS・微博(ウェイボー)で大きな反響を呼んだ。

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現地メディアによると、広州地下鉄のある駅の入り口にこのほどメイクを落とすためのカウンターが設置された。カウンターにはティッシュペーパーやクレンジングオイル、バケツなどが置かれており、おどろおどろしいメイクをした客はここでメイクを落とさなければならないという。

広州地下鉄は17日、「広州市都市軌道交通乗客規則」第13条により、怖いメイクやおどろおどろしいイメージの格好をしている客は、ほかの乗客のやじ馬やパニックを引き起こし、安全上のリスクを伴うことから駅構内への立ち入りを禁止していると明らかにした。


沿線の施設ではハロウィーン期間中にイベントを開催するため、コスプレやメイクをした乗客が増えることが予想され、メイク落としカウンターは「乗客の移動をスムーズに行うため」に設置したとしている。

ネットユーザーからは「差別だ」「服装の自由はどこへ?」との声も上がったが、一方で「良いこと。地下鉄には高齢者や子どもも乗る」「全く問題のない措置だと思う」「地下鉄でパッと見たら血みどろの女が乗っていたら、怖くない?」「メイクを落とす場所まで提供してやっているのに批判するやつはどこまでわがままなんだ」「自分がしたい格好をするのは構わないが、公共の場所で他人に不快感を与えないでほしい。無関係の人に面倒をかけるな」との声が優勢だった。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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