日本人観光客の「パリ症候群」が急増、あまりの落差に精神的ショック?―中国紙

Record China    2014年8月7日(木) 13時16分

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6日、日本人は古くからフランス・パリに強い憧れを抱いているが、近年は現実を目の当たりにして「パリ症候群」に陥る人が少なくない。写真はパリ。

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2014年8月6日、広州日報によると、日本人は古くからフランスの首都・パリに強い憧れを抱いているが、近年は「パリ症候群」に陥る人が少なくない。パリの現実を目の当たりにすることで、不快になったり、不眠、ひきつけ、被害妄想になったりするという。

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英メディアが5日に報じたところによると、観光でフランスを訪れる日本人は毎年約100万人で、フランスに住む日本人の大部分がパリに居住している。多くの人がパリに対して、映画「アメリ」で描かれるアートのような街並みや、美しい女性、ルーブル美術館など、ロマンあふれる期待と想像を膨らませて訪れるが、現地に到着してみて、そうした理想を打ち砕かれる人が少なくないという。

パリのタクシー運転手は粗野な人ばかりで、レストランの給仕からは「なぜフランス語を話さないのだ」などと言われる始末。他の欧米諸国から来た人なら大して気にしないことかもしれないが、礼儀や秩序、円満を好む日本人にとっては耐え難いのが実情だ。

あるメディアは、もともとパリジャンはフランス語を話さない人に対しては一般的にあまり友好的ではなく、日本人に対してだけではないとし、問題は日本人が欧米の文化や生活スタイルに強い幻想や思い込みを抱いていることにあると指摘。また、日本人は海外では仲間内だけで行動し、現地の人々とのつきあいが持ちにくく、そのため距離の近い状態になるとカルチャーショックを受けることになるとしている。(翻訳・編集/岡田)

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