「娘に飛びかかったから」男がスコップで小犬を撲殺=中国ネット「正当防衛」「単なる虐殺」

Record China    2023年10月25日(水) 21時0分

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中国・貴州省貴陽市で男がスコップで犬を撲殺する事件が起きた。

中国・貴州省貴陽市で男がスコップで犬を撲殺する事件が起きた。

現地メディアによると、事件が起きたのは23日。同市花渓区の団地の監視カメラには、男がスコップをもってやって来て小犬を数回殴りつけ殺害し、死体をスコップに乗せてどこかへ運ぶ様子が映っていた。

地元警察によると、男は娘を学校に送る途中にこの犬が娘に飛びかかったため殴ったと説明したという。犬は団地の住人が飼っていたコーギーで、リードでつながれていなかった。警察は器物損壊の容疑で調べを進めているという。

中国では最近、リードにつながれていない犬に幼児が襲われ重傷を負う事件が相次いでいることから、ネットユーザーからは「もし本当に人に飛びかかったのなら撲殺もやむなし」「リードにつないでいなかったのなら自業自得。正当防衛だ」「つながれていない犬に飼い主はいないものとみなす」「問題ない。家族を守るのが第一だ。それにリードにつないでいなかったのだから」といった声が多く上がった。

一方で、「これは単なる虐殺」「やり方はいくらでもあるはず。(リードにつないでいないのが悪いという)世論を盾にしてこう言う極端な行為に及ぶとは、悲しい」「コーギーの子ども。こんなに小さい体で何ができるというのか。なついて近寄ってきただけじゃないのか。殴り殺すなんてひどすぎる」「制止するためなら数回たたけば十分。何度もたたいて殺す必要はない。彼の行為を支持する人が多いことにも驚く」といった声も寄せられている。

このほか、「本来なら飼い主の責任だから飼い主を殴るべきだが、人を殴ったら法に触れるから犬を殴るしかない。いったいどれだけの犬が無責任な主人の代わりに命を落としたことか」と嘆息するユーザーもいた。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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