国連人権高等弁務官、慰安婦問題で日本を痛烈批判=韓国政府は歓迎を表明―韓国メディア

Record China    2014年8月7日(木) 8時58分

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6日、国連のピレイ人権高等弁務官が、日本政府に慰安婦問題の解決を促す声明を発表したことについて、韓国政府は外交部報道官を通じて論評を発表し、ピレイ氏の声明を歓迎すると表明した。資料写真。

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2014年8月6日、韓国・聯合ニュースによると、国連のピレイ人権高等弁務官が同日、日本政府に慰安婦問題の解決を促す声明を発表したことについて、韓国政府は外交部報道官を通じて論評を発表し、ピレイ氏の声明を歓迎するとした上で、日本政府に対し、国連の勧告を受け入れ、責任ある措置を取るべきだと促した。中国新聞社が伝えた。

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ピレイ氏は、日本政府が6月20日に公表した「河野談話」の検証結果で慰安婦の強制性を否定したことについて、「慰安婦被害者に多大な苦痛を招いた」と強調した。韓国政府は論評で「女性の人権保護に対するピレイ氏の固い信念と決意が反映された声明だ」と評価した。

ピレイ氏は「日本政府は慰安婦問題について、包括的かつ公平で永久的な解決策を用意するのに失敗した」と指摘。「慰安婦被害者らは第2次世界大戦終結後も数十年間、人権をじゅうりんされ続けている」と日本の対応を批判した。

聯合ニュースは「国連人権高等弁務官事務所の代表が、慰安婦問題をここまで強く批判するのは今回が初めてだ」とした上で、「ピレイ氏の声明は日本政府に相当な圧力となることが予想され、同時に、韓国政府が今後、国際社会で同問題を取り上げる際の重要な資料になるとみられる」と伝えた。

2008年から人権高等弁務官を務めたピレイ氏は、今月末に任期満了により退任する。(翻訳・編集/NY)

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