台湾ポータルサイトのYahoo！奇摩に26日、「日本の回転ずしについて誰もが驚く7つのこと」とする記事が掲載された。

記事はまず、「多くの観光客の胃袋をとりこにする日本のすしには、カウンターで職人に直接注文できる高級すし店もあれば、手頃な価格でおいしく楽しめる回転ずし店もある。種類豊富なネタに目移りしてしまうが、回転ずしは安価とはいえ、その質は侮れない」とし、日本国内にある日本語学校に通う外国人による驚きの体験談を紹介した。

（1）選べるのはすしだけじゃない。汁物やラーメンの種類も豊富。

「回転ずしのメニューはおすしだけじゃないんですね」（韓国出身の20代男性）

「ここで初めて茶碗蒸しを食べました。回転ずしはメニューが豊富で、いつ食べても新しい発見」（韓国出身の20代男性）

ファミリーレストランのようにメニューが豊富な回転ずし。すし以外にもラーメン、うどん、揚げ物、サラダなどが豊富にそろっている。ケーキやサンデーなどのデザートも充実している店もあるので、がっつり食べたい人も満足できるし、生魚が苦手な人でも食べられるので、友達を誘って一緒に行くこともできる。

（2）値段が安いのに、素材が新鮮でおししい。他国に比べてコストパフォーマンスが本当に高い。

「中国でおいしいおすしを食べるにはお金がかかりますが、日本の回転ずしは一皿100円で食べられます。ネタも新鮮でおいしいです。本当に驚きました」（中国出身の20代女性）

「私の国でもおすしは食べられますが、あまりおいしくないです。それに比べて日本の回転ずしは本当にコストパフォーマンスが高いです」（ニューカレドニア出身の10代男性）

安い値段で食べられるので、何度もリピートしたと回答する人も。国によってはすしが安く買えなかったり、安くても質が良くなかったりするのに対し、日本のおすしは安くておいしい。特に日本では大ぶりのマグロが安く食べられるのがうれしい。コストパフォーマンスの高いすしは多くの人の心をつかんでいる。

（3）魚卵まである。驚くほど種類が多い。

「おすしには魚の切り身しかないと思っていたのですが、回転レーンの上にあるおすしを見てびっくりしました。魚卵も食べられることが分かりました」（イタリア出身の20代女性）

「私の国のおすし屋では手に入らないネタがたくさんあって、とても面白いです」（ニューカレドニア出身の20代男性）

回転ずしで一番驚くのはその種類の豊富さ。すしというと魚の切り身が真っ先に思い浮かぶが、イクラやトビコなどもある。欧州人は魚卵を食べる習慣があまりないので、日本で魚卵のすしを見た時はとても驚いたという。アジア人にとって慣れ親しんだ魚卵が欧米人から見ると珍しいものに映るなど文化の違いも興味深い。

（4）船ですしを目の前までお届け。提供方法がとてもかわいい。

「たくさんの回転ずし店に行ったことがあります。水が流れているところもあれば、船でおすしが運ばれてくるところもあり、とても面白いです」（韓国出身の20代男性）

「回転ずし店では、おすしがレールに乗って運ばれてきて、目の前で停まってくれるので、ハイテクな感じがしました」（イタリア出身の20代女性）

回転ずし店の中には新幹線のおもちゃを置いている所も。すしが電車や船で正確に客の座席まで運ばれてくる。店舗ごとにサービスも異なり、食べるたびに新たな発見がある。店内でのマグロ解体ショーやタッチパネルで遊べるミニゲームなどのサービスもあり、待ち時間も退屈せずいつでも楽しめる。

（5）ほぼ全自動。注文はタッチパネルで超簡単。

「日本の居酒屋で一度体験したことがありますが、タッチパネルで注文がすべて完了するのは本当に驚きです」（韓国出身の20代男性）

以前は何か追加の注文をしたい時は、店員に頼まなければならなかった。しかし、電子注文システムを導入する回転ずし店も増えており、店員を呼ばなくても画面上で簡単に注文できるようになった。このシステムの利点は、注文から会計まで一度も店員を呼ぶ必要がないこと。すし店がファストフード店のようになっているのは本当に驚き。

（6）店員が皿の数を数えるのがとても速い。

「お会計をするために店員さんに皿を数えてもらったんですが、とても速く皿を数え終わってびっくりしました」（韓国出身の20代男性）

回転ずし店では値段ごとに皿の色が違ったりする。インタビューでは店員があっという間に皿を見分けられるのに驚いたという人もいた。

（7）食べ放題の店がな​​いのが残念。

「日本にはおすしの食べ放題のお店がな​​いようですが、中国にはたくさんありとても安いです。」（中国出身の20代女性）

「イタリアのおすし屋でも食べますが、日本のおすしの方がおいしいです」（イタリア出身の20代女性）

期間限定で食べ放題をやっている店もあるが数は少ない。日本の回転ずし店は、高品質かつ低価格の食材と多彩なサービスで、味覚と視覚の両方を大いに満足させてくれる。（翻訳・編集/柳川）