アジアの誇りだった日本、韓国に完全に追いつかれ、EVで中国に大差をつけられた―台湾ジャーナリスト

Record China    2023年10月27日(金) 14時0分

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27日、台湾メディア・中時新聞網は、中国本土の年間自動車輸出台数が500万台を突破する見込みが示される中、台湾のジャーナリストが「日本は道を間違えた」と評したことを報じた。

2023年10月27日、台湾メディア・中時新聞網は、中国本土の年間自動車輸出台数が500万台を突破する見込みが示される中、台湾の著名ジャーナリストが「日本は道を間違えた」と評したことを報じた。

記事は、市場調査会社Canalysの報告で、今年の中国本土の自動車輸出台数が500万台を突破し、世界一の自動車輸出大国としての地位が築かれる見込みであるとともに、輸出台数の実に4割を占める新エネルギー自動車についても世界一の輸出規模であることが明らかになったと紹介した。

その上で、台湾の著名ジャーナリスト・謝寒氷(シエ・ハンビン)氏が26日にテレビ番組の中で「現在BYD電気自動車(EV)分野の実力を世界が認めていることは間違いない」とする一方で、「日本の自動車メーカーは保守的な姿勢を変えられず、EVは急速に普及しないと高をくくってハイブリッド車を発展させる道を進み、今になってその道が間違っていることに気付いた。日本はかつてアジアの自動車業界の誇りだったが、今や韓国に完全に追いつかれ、EVで中国に大きく差をつけられており、栄光は失われた」と評したことを伝えた。

そして、謝氏が日本の状況を踏まえて「科学技術の世界において、一歩道を間違えるとあっという間に勝負がひっくり返る可能性が非常に高い」と指摘し、コストパフォーマンスと大量生産の優位性で売り上げを伸ばし、これから徐々に高級路線へとシフトする姿勢を見せているBYDについても「今、ある部分で成功を勝ち取ったが、次の一歩がより重要になる。その一歩を踏み間違えればたちまちダメになってしまいかねないからだ」と指摘したことを紹介している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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