韓流スターの麻薬スキャンダル、韓国内から「Kコンテンツのイメージ失墜」と心配する声

Record Korea    2023年10月31日(火) 6時0分

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30日、韓国・JTBCによると、徐敬徳・誠信女子大教授が最近の「韓流スター麻薬スキャンダル」について「Kコンテンツが注目を集めている時期に、そのイメージを失墜させた」と指摘した。写真は韓国のパトカー。

2023年10月30日、韓国・JTBCによると、韓国の広報活動を行う徐敬徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が最近の「韓流スター麻薬スキャンダル」について、自身のSNSで「Kコンテンツ(韓国発のコンテンツ)がいつにも増して注目を集めている時期に、そのイメージを失墜させた」と指摘した。

記事によると、徐教授は「韓国に住む外国人記者とコーヒーを飲みながらたくさん話をした」と始め、「今回の麻薬スキャンダルに関して、米国英国、日本、中国、シンガポールなど数多くの外国メディアから続々と記事が出た」として一部を紹介した。

米エンタメ誌「ハリウッド・リポーター」は「映画『パラサイト 半地下の家族』のスター、イ・ソンギュンが麻薬使用の疑いで警察の取り調べを受け、新ドラマを降板した」と報じた。米映画専門紙「バラエティ」も「オスカー賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』の主演、イ・ソンギュンが麻薬使用の疑いで取り調べを受けている」と伝えたという。

徐教授は「今回のスキャンダルは、韓国映画史に長く残る、世界に誇れる作品『パラサイト 半地下の家族』にも大きな汚点を残した」とし、「Kコンテンツがいつにも増して注目を集めている今の時期に、そのイメージを失墜させることになった」と指摘した。

また「Kコンテンツの世界への影響力は今後さらに拡大する」とした上で、「韓流スターには基本的な道徳性が必ず必要だという大きな教訓を今回の騒動から得るべきだ」と強調したという。

韓国警察は最近、麻薬類管理法違反の疑いでイ・ソンギュンとアイドルグループ「BIGBANG」のG-DRAGON(本名クォン・ジヨン)をそれぞれ立件。27日に2人が韓国内にいることを確認し、法務部を通じて出国禁止措置を下した。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「麻薬ならハリウッドの方がひどい」「外国人はそんなことに関心ないよ」「麻薬くらいでそこまで騒ぐなんて」「それよりも政治家を批判するべきだ。どれだけ国のイメージを失墜させてきたか。いまだに世界ジャンボリー大会が忘れられない」などと指摘する声が上がっている。

一方で「その通りの発言だと思う。麻薬を軽く考えている人が多いみたい」「麻薬の使用を認めず、謝罪しない姿にも大きく失望させられた」「映画やドラマ、広告への出演契約を結ぶ時、麻薬の前科や使用の事実がある場合は契約解除・損害賠償するという条項と、契約中は常に麻薬検査に同意するという条項を加えるべきだ」などの声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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