上海で日本行きビザが取得できないトラブル相次ぐ―中国メディア

Record China    2023年10月31日(火) 22時0分

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29日、澎湃新聞は、中国上海市で旅行予約プラットフォームを通じて申請した訪日ビザが何らかの不手際によって取得できないトラブルが相次いでいると報じた。資料写真。

2023年10月29日、中国メディアの澎湃新聞は、中国・上海市で旅行予約プラットフォームを通じて申請した訪日ビザが何らかの不手際によって取得できないトラブルが相次いでいると報じた。

記事によると、10月上旬から中旬にかけて多くの消費者から「旅行予約プラットフォームの飛猪にある上海中僑旅遊専営店で日本のビザ申請商品を購入し、資料を提出したにもかかわらず、約束の期間までにビザが取得できない上、問い合わせても反応がなかった。つい最近になって手続きが打ち切りになっていたことを知り、旅行計画やホテルと飛行機の予約が無駄になってしまった」といった声が寄せられたという。

同代理店を選んだ理由について消費者らは「提出する資料が少ない上、ビザ発給率が高いということだったから」と語った一方で、手続きの進捗状況を調べると職業が「学生」なのに「社会人」になっているなど、本人が提出した資料とは異なる内容が記載されていたとのこと。業界関係者からは「大量のビザ発給拒否の発生は、旅行会社による資料のずさんなチェックが原因の可能性がある」との見方が出ているという。

一方で、同代理店の社長アシスタントは「提出した情報は真実である。ビザ手続きが打ち切られた具体的な原因は教えられないが、今も上海の日本領事館と交渉中だ」と説明するとともに、消費者に対して遅々として進捗状況を通知しなかった理由について「われわれも領事館から結果を知らされたばかりだ」とコメントした。

記事は、「結果的にビザ発給を拒否された消費者は、旅行プランやホテル、飛行機予約のキャンセルを余儀なくされるだけでなく、再度の申請も拒否される可能性が高まる」と紹介したほか「注目すべきは、別の代理店でも似たようなケースが起きており、多くの観光客が同じ経験をしていることだ」と伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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