一度の食事のために無条件で服従する日本の少女たち―華字メディア

Record China    2023年11月4日(土) 11時0分

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31日、華字メディアの日本華僑報網は、「一度の食事のために無条件で服従する日本の少女たち」と題して日本で社会問題になっている「神待ち少女」について紹介する文章を掲載した。

2023年10月31日、華字メディアの日本華僑報網は、「一度の食事のために無条件で服従する日本の少女たち」と題して日本で社会問題になっている「神待ち少女」について紹介する文章を掲載した。

文章は、夜の東京の繁華街を歩いていると、メイクをばっちりした「神待ち少女」と呼ばれる少女たちが荷物を持って街をさまよっていたり、花壇の片隅で泣いていたりしているのをあちこちで見かけると紹介。「神待ち少女」とは何らかの事情で家出をした少女たちのことであり、お金がないためネット上に情報を掲載して食べ物や宿を提供してくれる 「神」を探すとし、「世の中にただで食べられる飯などあるはずもなく、彼女たちは一杯のご飯と居場所さえ与えられれば、まるで神に捧げるかのように無条件に相手に服従するのだ」とした。

そして、少女たちが家を出る理由は多くの場合、家庭の問題にあると指摘。「両親が離婚し、どちらにも子どもを育てる気がない、あるいは家庭内暴力から逃げ出した、親の期待が大きすぎて精神的肉体的なプレッシャーに潰れてしまったといったケースがある」と解説した。

また、少女たちの自活の可能性については、日本政府が未成年の就労に厳しい規制を設け、両親の同意書への署名や、関連情報を行政に提出することを義務付けているほか、労働基準法では使用者が18歳未満の未成年従業員の戸籍の年齢証明書、就学に支障がないことを証明する学校長の証明書、事業所の所在地における親権者の同意書を用意しなければならないと定められているため、「さすらいの神待ち少女」は正規に働くことが難しいと指摘している。

その上で、飲食や宿泊と引き換えに体を売る行為は「神」の名の下でさらに隠匿化し、犯罪の温床となっていると指摘。警察庁によると、過去20年間でウェブを通じて知り合い売春に手を染めた未成年者は792人に上るとし、日本の警察も「神待ちサイト」を多数摘発しているものの、どのようなソーシャルメディア・プラットフォームも「神待ち」のツールになりうるのが実情だと伝えた。

文章は最後に、「神待ち少女」現象を減らすためには温かい学校環境と社会環境、そして調和のとれた家族関係を築く必要があると指摘。「親は子どもが自立した個人であることを自覚し、学校や社会は他人の自由を尊重しつつも、適切な『干渉』が必要であることを自覚すべきだ」と結んだ。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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