台湾最多の姓は「陳」さん、トップ10が半数占める、中国本土は「王」さん

Record China    2023年11月3日(金) 18時30分

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台湾で最も多い姓は「陳」だったこと分かった。陳を含めた上位10種の姓が人口の半数を占める。中国本土では「王」の人数が多く、「李」「張」「劉」「陳」が続いた。

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台湾で最も多い姓は「陳」だったこと分かった。陳を含めた上位10種の姓が人口の52.79%を占める。ジェンダー平等の考え方から新生児の姓として母親の姓を選択する割合も増えた。中国本土では「王」の人数が多く、「李」「張」「劉」「陳」が続いた。

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台湾・中央通信社は内政部(内務省)が10月に公表した姓や名前に関する最新の統計を紹介。6月末までの戸籍資料を基にした統計によると、トップは「陳」で、2位から10位までは「林」「黄」「張」「李」「王」「呉」「劉」「蔡」「楊」の順だった。

名前では男性は「家豪」、女性は「淑芬」が最も多かった。家豪は12年連続、淑芬は14年連続で1位だった。2021年から今年6月までに生まれた子供の名前では、男の子は「恩碩」、女の子は「品妍」が最多だった。

新生児の姓として母親の名字を選択する割合も公表された。12年には3.83%だったのが22年には5.44%にまで上昇。内政部は「台湾では07年の民法改正により新生児の姓を自由に選択できるようになったため、ジェンダー平等の考え方が人々の間で徐々に受け入れられ、権利平等の政策が着実に進んでいることが見て取れる」と分析した。

一方、ややデータは古いが中国本土の場合、公安部戸籍管理研究センターがまとめた「2019年全国姓名報告」によると、戸籍登録人口で人数の多い姓の上位五つは「王」「李」「張」「劉」「陳」の順だった。全国31の省(区、市)の姓の人数分布は異なるが、全国合計で「王」が最も人数が多かった。

同センターは世界最大規模の14億人の人口の情報をカバーするため、ビッグデータ技術を採用して、全国の戸籍人口(香港、マカオ、台湾を除く)の姓と名前のデータを処理。新生児に命名された漢字などさまざまな統計分析を行っている。

地域分布で見ると、「王」は北京市、天津市、河北省など16の省(区、市)で最多人数。「李」は湖北省、湖南省、重慶市など、「張」は上海市、「劉」は江西省、「陳」は浙江省、福建省、広東省、「楊」は貴州省、「黄」は広西チワン族自治区、「馬」は青海省と寧夏回族自治区で、それぞれ最多だった。(編集/日向)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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