2014年8月7日、高雄市で発生したガス爆発事故に向けたチャリティー番組が放送され、S．H．Eや歌手のエルバ・シャオ（蕭亞軒）ら人気タレントが寄付を呼び掛けた。NOWnewsが伝えた。

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今月1日未明、高雄市で大規模なガス爆発事故が発生。死者は30人に上り、負傷者も300人を超えている。7日、テレビ局の中華電視（CTS）や公共電視（PTS）、赤十字会などが共同でチャリティー番組「全民祈福 天佑台湾」を5時間半にわたって生放送。6500万台湾ドル（約2億2000万円）を超える寄付金が集まった。

番組にはガールズユニットのS．H．Eや歌手のエルバ・シャオをはじめ、デビッド・タオ（陶［吉吉］）やアンバー・アン（安心亞）、Lollipop−Fなど人気タレントが登場。S．H．EのSelinaは2010年、上海でドラマ撮影中に火薬の爆発事故に遭遇し、瀕死（ひんし）の大やけどを負った。それだけに、「私も人生のどん底を味わったけど、なんとかここまで来られた。だから歯を食いしばって頑張ってほしい」と事故の被害者に呼び掛けた。

台湾のテレビ協会（DTVC）では翌8日夜にも同様のチャリティー番組を放送予定。天災ではなく人災ということで、参加するタレントの顔ぶれが懸念されるが、歌手のSHOW（ショウ・ルオ/羅志祥）やレイニー・ヤン（楊丞琳）、俳優のニッキー・ウー（呉奇隆）など人気スターが参加と支持を表明している。（翻訳・編集/Mathilda）