中国の電子ゲームが世界で勝利―米メディア

Record China    2023年11月16日(木) 8時0分

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9日、環球時報は、中国の電子ゲームが世界を席巻しているとする米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の8日付文章を紹介する記事を掲載した。資料写真。

2023年11月9日、中国メディアの環球時報は、中国の電子ゲームが世界を席巻しているとする米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の8日付文章を紹介する記事を掲載した。

記事は、WSJが「原神」から「エージ・オブ・オリジン」まで中国企業のゲームが何億人もの海外プレーヤーを獲得しており、中国のゲーム産業が国際的に訴求力の高いコンテンツを続々と生み出しているとした上で、市場情報会社センサータワーのデータとして、中国以外で売り上げの多いモバイルゲーム上位100本のうち、ほぼ3分の1に当たる29本が中国企業によって開発されており、中でも米国と日本での売り上げが高くなっていると紹介したことを伝えた。

また、中国のゲーム業界についてWSJが「アートやデザインといった労働集約的な仕事を通じてノウハウを蓄積してきた」とし、テンセント(騰訊)やネットイース(網易)などに代表される中国のゲーム企業は海外スタジオの株式を次々購入して傘下に取り込むとともに、グローバルな才能に高額な報酬を提供し、1本のゲーム開発に数百人のパワーを投じていると説明、コンソール機向けゲームで強みを持つ欧米や日本のゲーム会社とは異なり、中国企業はオンラインゲームやモバイルゲームで大きく成長しており「海外の成功例を模倣するという枠を超えようとしている」と評したことを紹介した。

さらに、WSJが中国の小説「西遊記」をモチーフに中国企業が開発し、来年リリース予定の武侠アクションロールプレイングゲーム「黒神話:悟空」がX(旧ツイッター)やRedditなどでデモプレーヤーから「質の高い芸術と、ダークで怪奇なスタイルが印象的だ」と高い評価を獲得していることを併せて紹介した。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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