<サッカー>中国代表がエコノミークラスでタイへ、「負けられない一戦」に臨む―中国メディア

Record China    2023年11月15日(水) 20時30分

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14日、中国メディアの澎湃新聞は、サッカー中国代表が2026年ワールドカップ(W杯)2次予選の初戦に向けて、エコノミークラスでタイに移動したと報じた。

2023年11月14日、中国メディアの澎湃新聞は、サッカー中国代表が2026年ワールドカップ(W杯)2次予選の初戦に向けて、エコノミークラスでタイに移動したと報じた。

記事は、広東省深セン市で合宿をしていた中国代表が16日夜に行われるW杯2次予選初戦のタイ戦に向け、14日午後に飛行機でバンコクに向かったと紹介。タイは2次予選突破を賭けた最大のライバルと目されており、「初戦が事実上の決戦」という重要な意味合いを含んでいると伝えた。

そして、2次予選の対戦国がタイのほかにシンガポールと韓国となっており、中国からの旅客定期便が多い地域であることから、今回のタイへの移動も含めて中国代表はいずれもチャーター便ではなく定期便のエコノミークラスで移動すると紹介した。

記事は、タイのポルキン監督が先日「タイと中国で予選突破の2枠目(1枠は韓国が最有力)を争うことになる。今回の中国戦はこの5〜10年で最も重要な試合になると考えている。もちろん、初戦を勝利で飾るつもりだ」と語れば、中国のヤンコビッチ監督も「準備はできている。チームはこの日を待ち望んでいた。全力を尽くし、勝ち点3を深センに持ち帰る」と自信を見せたことを伝えた。

一方で、中国のサッカー界では今回の戦いは決して楽なものではなく、最低でも引き分けによる勝ち点1を取る必要があり、仮に負ければ2次予選突破が厳しくなるばかりでなく、今後数年はアジアの一流、二流の強豪と対戦するチャンスさえ失われることになるとの見方が出ていると紹介。強豪と対戦できない低レベルの戦いに甘んじていれば中国代表の実力はさらに低下して負のスパイラルに陥る可能性があることから、16日のタイ戦は「中国サッカーの今後4〜5年の中で、最も重要な戦いになるだろう」と評した。

W杯2次予選初戦に備える中国代表について中国のネットユーザーは「2日後、敗戦の要因を分析する際に『選手たちがエコノミークラス症候群に陥った』なんて言い訳が出てこなければいいが」「決戦の相手がタイという時点でお笑いだわ」「負けたらエコノミークラスでももったいないから、歩いて帰ってこい」「いや、もう帰ってこなくていい」「エコノミークラスに乗ることを強調しなくたっていい」といった感想を残している。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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