中国で年間の自動車販売台数が3000万台突破の見込み、新エネ比率3割超える―中国メディア

Record China    2023年11月16日(木) 7時0分

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14日、新京報は、中国で年間の自動車販売台数が3000万台を突破する見込みであると報じた。資料写真。

2023年11月14日、新京報は、中国で年間の自動車販売台数が3000万台を突破する見込みであると報じた。

記事は、中国汽車工業協会(CAAM)のデータによると、10月の国内自動車生産台数が前年同月比11.2%増の289万1000台、販売台数が同13.8%増の285万3000台で、9月に続き同期比で過去最高を記録したほか、1〜10月の国内自動車生産台数も前年同期比8%増の2401万6000台、販売台数が同9.1%増の2396万7000台となったことを伝えた。

そして、生産、販売ともに好調な要因としてCAAMのの陳士華(チェン・シーホア)副秘書長が「各地で自動車ショーやプロモーションが盛んに行われたほか、大手自動車会社が新型車を相次いで発表し、自動車の消費をさらに押し上げたと」と説明するとともに、経済成長を安定させる国の政策が効果を表し、自動車購入に対する地方の補助金継続、販促活動も相まって、自動車業界は年間目標をより良い形で達成する見込みだと語ったことを紹介している。

また、10月の国内乗用車小売販売台数で中国国産ブランド乗用車の市場シェアが59.7%となったことに言及。全国乗用車市場情報連席会の崔東樹(ツイ・ドンシュー)事務局長が「国産ブランドの好調は、新エネ車市場と輸出市場における顕著な成長によるもの」と分析したことを紹介する一方で、国産ブランドの急成長によって大手合弁ブランドはますます苦戦を強いられており、ドイツブランドの小売シェアは18.1%、日本ブランドは17.7%、米国ブランドは6.1%で、いずれも減少が続いていると伝えた。

さらに、CAAMのデータとして10月の国内新エネ車生産台数が同29.2%増の98万9000台、販売台数は同33.5%増の95万6000台で、シェアは33.5%に達し、1〜10月の累計でも販売台数が同37.8%増の728万台で、シェアも30.4%に達したと紹介。そのうち、純電気自動車(EV)の累計販売台数は同25.2%増の516万台で、プラグインハイブリッド車は同82.6%増の211万6万6000台だったとしている。

記事は、CAAMの許海東(シュー・ハイドン)副チーフエンジニアが「今年1〜10月の自動車市場の実績から判断すると、今年の国内自動車販売台数は過去最高を更新し、3000万台を超える可能性がある」との予測を示したことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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