Record China 2023年11月18日(土) 20時0分
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日本の街中のある光景が中国のネット上で話題になっている。
中国のSNS・微博(ウェイボー)で130万超のフォロワーを持つ在日中国人ブイロガーが14日、スーツ姿の男性が幼児を抱いた写真を投稿し、「東京ではスーツを着た父親が仕事終わりに(保育園に預けた)子どもを迎えに行く光景をよく目にする。しかし、中国ではあまり見かけない」とし、その理由を分析した。
まず、「日本の(高齢の)両親は、子どもたちに代わって孫の面倒を見たりはしない」と指摘。日本人に嫁いだ友人の話として「夫の母親は金持ちだが、夫が家を買う時には1円も出さなかった。自分(姑)は一軒家に住んでいるのに息子夫婦は小さなマンション暮らし。彼女(姑)は毎日のように銀座に遊びに行き、パーマを当て、高いケーキを食べ、好きなように暮らしている」と説明した。
そして、「中国の両親は違う。子どもの生活を常に気にかけ、子どもが家を買うとなればなけなしの金をはたく。孫の面倒も積極的に見る」とし、「この点は、(子育て世代の)日本人は大変だと思う。何でも夫婦でやらなければならない。だから、父親が仕事終わりに子どもを迎えに行くという状況が発生するのだ」とつづった。
さらに、「中国の男性は退勤後に子どもを迎えに行くことはとても少ないと思う。妻が迎えに行くか、(自分の)親が迎えに行くかだ」とし、「私の実家の男性陣は子どもを連れていることが恥ずかしいとさえ感じている。子どもを連れて歩くのは女性がすることで、男性は仕事に精を出すべきだと。だが、実際どんな仕事をしているというのか。でたらめを言うなと言いたい」と結んだ。
この投稿には大きな反響があった。まず、男親が子どもを迎えに行くことについて、「私は中国の男どもを見下す」「中国の男の評価は下しがたい」「中国の男が一番楽そうだ。妻に仕事も育児もさせ、あるいは自分の親に育児と家事をさせ、自分は何もしない」「男って子どもと過ごす時間はなくても、ゲームをしたり浮気をしたりする時間は存分にあるのよね」「要は仕事で大した成果も出さないのに毎日疲れたふりをする男が多いってこと」との声が上がった。
一方で、「(中国の)小学校や幼稚園のお迎えに行ったことある?お父さんもたくさんお迎えに来てるよ」「うちでは夫が幼稚園の子どもの送り迎えをしているし、休みの日には子どもを連れて出かける。ついでに料理も夫が担当」「普通仕事が安定しているなら父親が子どもを迎えに行くこともある。共働きなら行ける方が行く感じでは」との声も少なくなかった。
また、日本で親が孫の面倒をあまり見ないことについては、「どうりで日本は出生率が低いわけだ」「私のいとこのお姉ちゃんも日本人と結婚した。“坐月子”(産後1カ月の静養期間)には姑さんが子どもの面倒を見てくれると思っていたら、まったく見てくれなかったって(泣)」「日本の女性は子どもを産んだら家庭に入る人が多い。これが両親が孫の面倒を見ない理由でもある」との声がある一方、「それ(日本の方法が)正しい。親は苦労して生きてきたのだから(子どもが成人したら)楽しまないと。それに、金は自分たちのものなんだから(どう使おうと自由)」との意見も。
このほか、「日本では年寄りが一番金を持っている」「なんか、日本の社会制度は整っている感じがする」「早く帰るより残業したいという日本人男性も多い。会社の状況による」との声があり、中には「中国の親はとんでもない。彼氏の両親は家を2つ持っていて、来年には彼氏に結婚のために家を買ってやるつもりだって。彼は26歳で仕事もしてるのに、彼の両親は電話のたびに金は足りてるかと聞き、すぐに振り込んでくる。彼の両親が自分の両親だったらどんなに良いかと思ったわ」とのコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)
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