台湾のネット掲示板で「台湾人男性が日本にばかり行きたがる理由」が注目を集めた。複数の台湾メディアがこぞって報じている。

台湾メディア・TVBS新聞網は19日付の記事で、「コロナが収束に向かい、各国が徐々に封鎖を解くにつれ、観光市場も回復してきている。そして、日本は依然として台湾人に最も人気の国の一つだ」と説明した上で、台湾のネット掲示板PTTに寄せられたある投稿を紹介した。

それによると、投稿者の女性は「台湾の男性はグローバルな視点に欠けるとよく言われる一方で、台湾の女性は若いうちから海外旅行に出かけ、見識を広めると言われる。だが、台湾の男性は本当に海外に出かけないのか。私が見たところ、台湾の男性は10人が海外旅行といえば9人が日本に行く。一方、台湾の女性は日本、韓国、タイ、オーストラリアなど、毎回行き先は異なる」とし、「台湾の男性は日本以外の国に興味がないのだろうか？」とつづった。

これに、他のユーザー、特に男性陣からは「ネットが発達している現代、現地に行かなければグローバルな視点に欠けるとは必ずしも言えないのでは？」「グローバルな視点と海外旅行は全く別の問題」「海外に遊びに行ったってグローバルな視点を持てるとは限らないだろう」「海外に遊びに行けばグローバルな視点を持てるなんて、誰が教えてくれたんだ？」といった声が寄せられた。

また、「（投稿主の）言っていることは正しいが悪いことではないと思う。（海外旅行に行くのは）見識を広げるとかそういう理由じゃなく、単純に日本の食べ物や玩具が好きなだけ」「秘密の場所に行ったことを誰が話すというのか」「日本旅行はコスパが最強だからさ。台湾の男には計画性があり、台湾の女はあちこちで金を使いまくる」などのコメントも寄せられたという。（翻訳・編集/北田）