観光ガイドが見た訪日中国人観光客(2/5)=素養のある富裕層にも存在するマナー違反―華字紙

Record China    2014年8月12日(火) 20時4分

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6日、日本華字紙・中文導報は「観光ガイドが見た訪日中国人観光客の買い物熱」と題した記事を掲載した。写真は中国人観光客に人気の沖縄。

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2014年8月6日、日本華字紙・中文導報は「観光ガイドが見た訪日中国人観光客の買い物熱」と題した記事を掲載した。

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日本を訪れる中国人観光客が増えている。自らの目で見て、体験として日本に触れた人が増えるにつれ、日本に対する印象や感想に変化が生まれてきている。その変化の多くは感情的ではない客観的なものだ。「自分の目で見たものは、聞いていたものとやはり違っていた」。中国人観光客の多くが、観光ガイドにそのように話している。中国国内にいて日本の良さを知ることは難しいが、日本を訪れ身近に触れ、理解すると、日本の社会環境や経済レベル、文化やマナーなどが素晴らしく、「また来たい」と思うという。

多くの中国人ツアーを担当したベテラン中国人ガイドの豊和さんは、日中の生活習慣や社会ルールの大きな違いを身をもって感じている。時には、ばつの悪い思いも避けられないそうだ。ツアー客を率いて新幹線に乗った時のことだ。中国人観光客の騒がしさに日本人から非難の声が飛んだ。ガイドが説明してようやく中国人は静かになった。レジに並ぶ際にも、中国人のなかには代金を支払った後もその場で談笑し、後ろに並んでいる人に譲るという意識がない人もいる。公共の場でも、日本人はどのように振る舞うべきかわきまえているが、中国人はそうではない。レストランで電話をかけ、禁煙の場でもお構いなくタバコに火をつける。こうした習慣は一度や二度注意した程度では変わらないものだ。

「個人旅行客の多くは素養のある富裕層だが、中国人のマナーが向上する道のりはまだ遠い」と豊和さんは言う。もちろん、海外から帰国したエリートや裕福な家庭の二代目などのように、素養が本当に身に付いた中国人もいる。豊和さんによると、日本を訪れる中国人観光客の主流派は、友好的で道理をわきまえ、世界各地に足を運び、視野が広く、思考も国際化し、日本に対する偏見もない人たちだという。(翻訳・編集/NY)

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