Record China 2023年11月27日(月) 9時0分
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海外華人向け情報サイトの文学城は25日、米国の2023会計年度にメキシコから密入国しようとして逮捕された中国人は2万4000人で、それまでの10年間の合計の1.6倍だとする記事を掲載した。
海外華人向け情報サイトの文学城は25日、米国の2023会計年度(22年10月~23年9月)にメキシコから密入国しようとして逮捕された中国人は2万4000人で、それまでの10年間の合計(1万5000人)の1.6倍だとする記事を掲載した。
記事は、米紙ニューヨーク・タイムズの報道として、「米国に密入国しようとする中国人はエクアドルに到着後、業者に金を払って道案内を依頼する。そして中南米などからの数十万人の移民と同様に、陸路でコロンビアとパナマの間のジャングルを通過し、メキシコを経由して北上し、米国国境に到着するとすぐに自首する。直接庇護を求める人も少なくない。中国人による庇護申請の成功率が比較的高いことが移民裁判所の記録で示されているため、それを試そうとする人が増えている。さらに米国の難民制度によると、米国政府は他国にその国を出た国民の受け入れを強制することはできず、中国政府もこの問題に関して非協力的な態度を取っているため、状況はさらに悪化している」と伝えた。
記事はさらに、「米シンクタンクの移民政策研究所が裁判所の文書を引用して示したところによると、米国は毎年約20万人余りを国外退去させているが、21年1月時点で国外退去命令を受けながらも、米国に滞在し続けている人が120万人近くいる。20年に実際に国外へ退去させられた人は全体の約18%にすぎなかった。この数字には控訴したケースおよび中国やキューバなどが自国民の受け入れを拒否したケースなどが含まれる」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)
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