中国の動画配信サービス・愛奇芸（iQIYI）が主催するエンタメアワード「2023愛奇芸尖叫之夜」（iQIYI Sreaming Night）が25日、マカオのギャラクシー・アリーナで開催され、アジア全域の映画、ドラマ、音楽、芸能など多彩な分野に対する授賞が行われた。

今年は100人以上のそうそうたるメンバーが一堂に会し、大ヒット作品の出演者らがステージに再集結したり、映画やテレビの人気OSTを流したりのパフォーマンスで百花繚乱（りょうらん）で楽しいイベントとなった。

会場では年間のヒット作と大活躍した注目スターを振り返りながら、52項目にわたる受賞が発表され、「浮図縁～秘めた思い～」「マイクロスコープ～大明の乱を覗く～」「雲襄伝～波乱に満ちた江湖～」「雲之羽～闇に煌く光～」「田耕紀～田園ロマンス～」など16の作品が「年度優秀ドラマ」に、話題級のヒットを呼んだ「蓮花楼」は「最も影響力のあるドラマ」に選ばれ、「年度のドラマ・キング」は「狂飆」に与えられた。

個人では、「浮図縁」の主演ワン・ホーディー（王鶴棣）がドラマ部門の「ベスト男優」に、「寧安如夢～坤寧宮に咲く憧れ～」の主演バイ・ルー（白鹿）が「ベスト女優」にそれぞれ選ばれ、「無名」に出演したワン・イーボー（王一博）は映画部門の「ベスト男優」となった。また「年度最も影響力のある女優と男優賞」はユー・シューシン（虞書欣）とチョン・イー（成毅）に与えられた。

特にワン・ホーディーは去年の「蒼蘭訣～エターナル・ラブ～」に続き2年連続の受賞となり、会場での一挙一動が注目の的となった。授賞式を鑑賞したファンからは「宴会に参加しただけと思いきや、賞をいただいたとは」「エンタメ業界に活力を吹き込んだ功績が評価されたらしい」「コミュニケーション能力がずば抜けていて、誰とでも良好な関係を築けているように見える」との意見が出た。

また1文字違いの名前で「異父母姉弟」とちゃかされるワン・ホールン(王鶴潤)とのやり取りも注目され、「わざわざワン・ホールンの所にあいさつに行っている」「本当に姉弟みたい」などのコメントが寄せられた。（編集/RR）