2023年12月6日、韓国・ニューシスによると、20～30代の未婚の韓国人男女が考える理想の配偶者像の詳細が明らかになった。

韓国で結婚情報を提供する「デュオ」は同日、25～39歳の未婚男女の結婚に関する意識を調査しまとめた「2023年 理想的配偶者像」を発表した。

これによると、女性が考える「理想の夫」は身長178．7センチ、年収6067万ウォン（約606万円）、資産3億3491万ウォン（約3350万円）、年齢は2歳年上、4年制大学卒で職業は一般事務職。男性が考える「理想の妻」は身長164．2センチ、年収4377万ウォン（約437万円）、資産2億1692万ウォン（約2170万円）、年齢は2～3歳年下、4年制大学卒で職業は一般事務職だった。

配偶者を選ぶ条件（最大3つ選択）では、男女共に相手の「性格」（男性77．2％、女性73．8％）が1位、「価値観」（男性57．4％、女性55．4％）が2位となった。次いで男性の場合は相手の「容姿」（49．6％）、「趣味・関心事」（29．8％）、女性の場合は相手の「経済力」（42．2％）、「容姿」（36．2％）が上位に並んだ。

デュオ関係者は「結婚が必須ではなく選択になりつつある」とし、「最近の20～30代の未婚男女が望む結婚の理想形の基準が徐々に高くなっている」と話したという。

この記事を見た韓国のネットユーザーからは「年収6067万ウォンに資産3億3491万ウォンの一般事務職なんてそうそういない。いくら理想とはいえ、現実を知らなすぎる」「大企業の40代後半以上の部長じゃないと無理」「結婚適齢期の男性の90％が身長175センチ以下、年収3000万ウォン以下だよ」「韓国人男性の平均身長が173センチ、平均年収が4000万ウォンほどだから、身長178センチ、年収6000万ウォンはそれぞれ上位20％に入る。その両方をクリアする男性は全体の10％にも満たないだろう。みんな自分をシンデレラと勘違いしてないか？」「だから結婚できないんだよ」「もうドラマを見るのはよしなさい。現実を見て生きよう」「結婚がだんだん取引に変わりつつある」などの声が寄せられた。（翻訳・編集/堂本）