2023年12月8日、韓国・聯合ニュースは「今年1月から9月までの出生数は17万7000人で、1981年の統計開始以来、最低値を記録した」と伝えた。

1～9月の出生数は1981年に65万7000人を記録したが、その後は急減し、2002年には30万人台、17年には27万8000人まで落ち込んだ。昨年は19万3000人で10万人台となったが、今年はさらに1万6000人減少した。

7～9月期の合計特殊出生率は0．70で、前年同期より0．10ポイント低下し過去最低を記録した。年末になるほど出生数は減少する傾向にあることから、10～12月期は初の0．6台まで落ち込む可能性もあるとしている。

統計庁は21年に発表した推計で「合計特殊出生率は24年に過去最低の0．70まで落ちた後は反転し、31年は1．0、46年は1．21まで回復する」と見通している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「過去最低どころか世界最低値、北朝鮮より低い。地球滅亡レベルのことが韓国で起きている」「住宅価格も物価も何とかならなければ、今後も急落していく」「もう本当におしまいだな。難民や朝鮮族に来ていただくしかない」「韓国が滅びていく」「韓国消滅か」「金のある連中は外国に逃げればいいけど、庶民は…（涙）」「本当に深刻な問題なのに、政治家たちは興味がなさそうだ」など、悲観的なコメントが殺到している。（翻訳・編集/麻江）