CRI online 2023年12月9日(土) 14時40分
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「現代中国を知り、世界と対話しよう」をテーマに「全国大学生外国語能力コンクール」が7日、北京で最終段階の試合を終えました。写真は日本語組授賞式の様子。
「現代中国を知り、世界と対話しよう」をテーマに、現在の中国で進められている国家建設の歩みや発展の理念を外国語で説明することを競う「全国大学生外国語能力コンクール(多言語組)」が7日、北京で最終段階の試合を終えました。第1段階の省や全国レベルでの試合を経て、北京で開かれた第2段階の決勝戦には93大学から170人余りの選手が出場しました。
コンクールの正式名称は「外研社・国才杯」です。主催は北京外国語大学で、運営は外語教学与研究出版社です。発端は20数年前に発足し、その後毎年開催されてきた英語のコンクールですが、今年からロシア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、アラビア語、日本語、イタリア語、ポルトガル語の8言語が初めて加わり、「多言語組」と名付けて開催されました。
8言語の中でも出場選手が最も多かったのが日本語で、60人にも上りました。試合の内容はその場で聞いた中国語の映像や音源を日本語に置き換えるという通訳の部のほか、即興スピーチや審査員からの質問に答えるなどの部からなります。出場者は「中国の夢」「中国式現代化」などをめぐり、自身の夢、故郷や自分の家で起きた変化、あるいは自身が体験したボランティア活動や青年交流で実感したことなどを盛り込んだスピーチを行い、審査員たちに深い印象を残しました。激しい競い合いの結果、北京外国語大学の蔡伯維さん、外交学院の楊剣萍さん、華中師範大学の劉丹さんがそれぞれ1位から3位の座を占めました。
審査委員会の主席を務める天津外国語大学の修剛教授は授賞式での講評で、出場者に対し、外国語の勉強においては字面だけでなく、ニュアンスやイメージなどの言葉のあやまで深く知るよう激励し、「マクロ的な大きな物語だけでなく、身近に起きた小さな出来事にも着眼して、中国で起きていることを自分の声で発信できるよう」激励しました。
「外研社・国才杯」(多言語組)のコンクールは来年も開催される予定とのことです。(提供/CRI)
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