朴大統領をセウォル号事件題材に風刺した絵画、展示拒否される=市民は「芸術の自由侵害」と抗議―韓国メディア

Record China    2014年8月13日(水) 2時40分

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12日、韓国の光州広域市で来月開催予定の美術展で、朴槿恵大統領を風刺した作品の展示が拒否され、芸術家2人が作品の展示を取りやめ、主催側に抗議している。写真は韓国。

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2014年8月12日、韓国の光州広域市で来月開催予定の美術展で、朴槿恵(パク・クネ)大統領を風刺した作品の展示が拒否され、芸術家2人が作品の展示を取りやめ、主催側に抗議している。韓国の報道を引用し環球時報(電子版)が伝えた。

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韓国・聯合ニュースは11日、「韓国の画家は、美術展にセウォル号を題材とした絵の展示を計画していた。この絵は、朴大統領をカカシに見立て、韓国軍と金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長が背後から操っているという構図」と報じた。さらに、「作品では、安倍首相や李明博(イ・ミョンバク)元大統領なども描かれていた」と韓国日報は紹介している。

芸術家の中には、「主催側の決定は恥だ」との声があり、光州の複数の市民団体は11日に「主催側の決定は“国民の芸術の自由を侵害”している」との声明を発表。一方で、光州広域市の市長は「画家の創作の自由は尊重すべきだが、光州広域市の美術展が政治的な物議を醸すことは望んでいない」と発言。さらに一部の韓国保守団体は、展示を拒否された画家の作品は「名誉毀損(きそん)に値する」と主張している。(翻訳・編集/内山

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