台湾メディアの風伝媒は14日、「日本人が最も愛する回転ずし店、1位はなんとスシローではなかった」との記事を掲載した。

【その他の写真】

記事は「すしは日本のグルメの一つであり、後に回転ずしという文化に発展した。今では台湾の街中でもくら寿司、スシロー、はま寿司などの店舗が至るところに見られる。では、日本で最も人気の回転ずしはどこなのか」とした上で、日本の週刊誌「女性自身」が今年行ったアンケート調査の結果を引用し、「意外なことに常に大行列ができるスシローがなんとこの店に敗れた！」と驚きを持って伝えた。

アンケートの結果と得票率は8位から順に回転寿司みさき（海鮮三崎港）（0．8％）、がってん寿司（2．4％）、寿司銚子丸（6．0％）、かっぱ寿司（7．0％）、魚べい（7．8％）となった。

3位ははま寿司で18．6％。記事は「日本国内に500店舗以上を有し、近年は台湾にも出店している。安価で味も良いことから多くの人々の胃袋をつかんでいる」と説明し、ネットユーザーの声として「この店はメニューが豊富なのが良い」「サーモンのバリエーションが豊富で醤油の種類も多いから、色々な組み合わせを楽しめる」などを紹介した。

2位はスシローで20．0％。記事は「台湾人に非常になじみのあるスシローが2位だった。日本と台湾のメニューに大きな差はなく、頻繁に新メニューが登場する。台湾に出店したのは2018年のことだった」とし、ネットユーザーから「刺し身は安価な回転ずしの中ではピカ一」「とんこつラーメンは専門店にも劣らない」との声が上がったことを紹介した。

1位はくら寿司で25．0％。記事は「台湾人に人気であるほか、日本人がよく訪れる店でもある。味もさることながら、人気なのは皿を入れることでガチャを回せるゲーム（ビッくらポン！）。人気ブランドとコラボすることも多く、大人も子どもも大好きだ」と紹介。ネットユーザーの「食事をしながらゲームを遊んでいるかのよう」「あぶりシリーズが大好き」といった声を伝えた。（翻訳・編集/北田）