2014年8月12日、韓流男性グループ・EXOの華人メンバーで、所属事務所との契約解除騒動の渦中にあるクリスが、中韓合作映画で男性歌手ハン・グン（ハンギョン/韓庚）と共演するとのうわさが持ち上がった。台湾メディアの転電として中国新聞網が伝えた。

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EXOのクリスは、中国出身でカナダ国籍の華人メンバー。今年5月、所属事務所エスエムエンタテインメントを相手に、不合理な契約内容を理由として、専属契約の無効を求める訴えをソウル中央地裁に起こした。

クリスは現在、すでに中国へ戻り、映画出演をはじめソロ活動をスタートさせている。そのクリスに、チョ・ジンキュ監督の中韓合作映画「夏有喬木、雅望天堂」に出演するとの話が持ち上がった。

同映画の主演俳優としては、男性歌手のハン・グン、韓国の俳優チュウォンの名前が発表されている。ハン・グンは以前、韓国の人気ユニット・スーパージュニア（Super Junior）で唯一の中国人メンバーだった。同じくエスエムエンタテインメントを相手に専属契約の無効を求める訴えを起こし、2009年に脱退している。

同じような経緯をたどったことから、クリスは「ハン・グン2世」とも呼ばれる。韓国メディアでは反旗を翻して帰国した形の2人について、「韓国で活動する他の華人タレントへのマイナスイメージにつながりかねない」と報道。さらに2人がもしタッグを組み共演した場合、「中国で反韓の空気を生む心配がある」と伝えている。（翻訳・編集/Mathilda）