韓国観光が日本に追い抜かれた理由は?=韓国ネット「韓国はさほど魅力がない」

Record Korea    2023年12月17日(日) 20時0分

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15日、韓国・イーデイリーは「今年1~10月に日本を訪れた外国人観光客は1989万人で2000万人達成が目前となる一方、韓国を訪れた外国人観光客は888万人にとどまり不振となっている」と伝えた

2023年12月15日、韓国・イーデイリーは「今年1~10月に日本を訪れた外国人観光客は1989万人で2000万人達成が目前となる一方、韓国を訪れた外国人観光客は888万人にとどまり不振となっている」と伝えた。

記事によると、わずか10年ほど前までは韓国を訪れる外国人観光客のほうが多く、12年の訪韓客は1114万人、訪日客は836万人となっていた。しかし、12年の第2次安倍内閣発足を機に、日本に逆転された。安倍内閣は観光を人口減と高齢化問題を解決する新成長産業として「観光立国推進閣僚会議」を新設した。記事は「観光の発展だけをテーマに、閣僚がそろい協力した」「当時、日本が観光分野にどれほど真摯(しんし)に取り組んでいたかを象徴する出来事だ」と伝えている。結果は大成功で、日本は15年に1973万人の訪日客を誘致し、1323万人にとどまった韓国を圧倒した。16年には訪日客は初の2000万人突破で2404万人を達成したが、訪韓客は1724万人にとどまり、その後も2000万人の壁を越えられずにいる。

韓国も13年に当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領が13部処の長官・次官を集めて「観光振興拡大会議」を主宰したが、これという政策は出せず、「頑張りましょう」とキャンペーン的なメッセージを出すレベルに終わったという。「日本が目標や細部事項を決め総力戦を繰り広げたのとは対照的だ」と記事は評している。専門家からも日本の成功から「学ぶべきことは学ぼう」との声が上がっているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国内、全国どこも同じ。衛生不良、掃除が行き届いていない、商売人の服装も非衛生的、購入する価値のある土産物がない」「特に美しい景観も多くないし、ソウルも地方もマンション団地だらけで特色がない」「多様性のない国。思いやりがなくてうるさい国民性。ぼったくりと不親切の国」「韓国ではちょっと人気が出るとすぐに値段をつり上げる。日本はそれがない」「日本は見どころが多いしサービス精神が完璧だ」「日本は食べ物が最高においしい。温泉もすばらしい。それが忘れられなくてまた行きたくなる。韓国はさほど魅力がないから、二度目はいいかな、となる」などの声が寄せられている。

一方で、「円安だから日本に行く人が大部分なのに、大げさに書きすぎ。日本政府の政策がいいから日本に行くわけじゃない。安いから行くんだよ。今はタイより物価が安いからね」「本質は円安だから。この記事はそこに触れていない」というコメントも見られた。(翻訳・編集/麻江)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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