村民4人が春秋戦国時代の文化財を発見し自発的に届け出る―中国

Record China    2023年12月18日(月) 15時0分

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中国メディアによると、中国広西チワン族自治区桂林市灌陽県洞井ヤオ族郷太和村の村民4人がこのほど、果樹園で作業中に青銅器を発見し、自発的に村の幹部に報告した上で郷政府に届け出た。

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中国メディアによると、中国広西チワン族自治区桂林市灌陽県洞井ヤオ族郷太和村の村民4人がこのほど、果樹園で作業中に青銅器を発見し、自発的に村の幹部に報告した上で郷政府に届け出た。

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郷の指導者らはこの「宝物」を高度に重視し、直ちに県文化財管理所に報告。郷政府は万が一に備えて「宝物」を保管のため警察署に引き渡した。

連絡を受けた県文化財管理所は「驚き喜び」、直ちに郷政府と村民委員会に対し、村民を組織して現場を保護するよう要請するとともに、広西文化財保護研究所の専門家に現地調査を依頼した。調査の結果、現場は戦国時代(前5世紀~同221年)の墓または貯蔵用の穴蔵で、出土品は春秋戦国時代(前770年~同221年)の銅甬鐘とみられるという。


県の文化当局は厳かな表彰式を行い、村民4人の文化財保護意識を褒めたたえた。(翻訳・編集/柳川)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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