三星堆遺跡が世界考古学発見トップ9に入選

CRI online    2023年12月18日(月) 13時50分

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第5回「世界考古フォーラム考古学フィールドワーク重大発見」と「世界考古フォーラム考古学研究重要成果」の受賞リストが発表されました。三星堆遺跡は古蜀の繁栄と中華文明の多様化の証拠として入選しました。

中国社会科学院と上海市人民政府の共催による第5回世界考古フォーラムが15日に開幕しました。今回のフォーラムのテーマは「気候変動下における考古学と社会の持続可能な発展」です。40の国や地域から来た専門家200人以上がこれらのテーマをめぐって議論を行います。同フォーラムはまた、考古学のフィールドワークにおける重要な発見と重要な考古学研究成果を選出しました。

同フォーラム開幕式で第5回「世界考古フォーラム考古学フィールドワーク重大発見」と「世界考古フォーラム考古学研究重要成果」の受賞リストが発表されました。中国南西部の四川省広漢市にある三星堆遺跡は、古蜀(上代四川地方)の繁栄と中華文明の多様化の証拠として入選しました。また、南米北西部のコロンビアのアマゾン熱帯雨林にあるセラニア・デ・ラ・リンドサ地域の岩で発見された彩色壁画なども入選しました。

重要考古学研究成果の部門には「中国考古学100年史(1921~2021)」、「空間考古学研究と環境の危機:40年の模索」など10件が入選しました。

世界考古フォーラムは2013年の設立から、考古学分野で中国と世界が連携する絆になっており、世界の考古学の発展を促進する重要な力にもなっています。(提供/CRI

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