2023年に批判を浴びた中国ドラマ10選、人気シリーズから話題の時代劇まで

anomado    2023年12月20日(水) 10時0分

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2023年に登場した中国ドラマ作品の中で、視聴者の間で批判や不満の声が特に多かった10作品を中国メディアが公開した。

2023年に登場した中国ドラマ作品の中で、視聴者の間で批判や不満の声が特に多かった10作品を中国メディアが公開した。

ネットニュースサイトの網易(Net Ease)がドラマの情報サイトでのユーザー評価や中国のSNS・微博(ウェイボー)での反応などを基に選んだ。筆頭に名前が挙がったのは、今夏に配信されたヤン・ヤン楊洋)とワン・チューラン(王楚然)主演の現代ドラマ「我的人間煙火」だった。

ヤン・ヤンの人気も手伝って視聴者の関心が集まり、高い再生回数ながらも批判の嵐だったということで、「一種の神ドラマ」とされた同作だが、「恋愛至上主義」のような描写が単調かつ古くさくて多様化した現代にマッチせず、「古い地図で新大陸は見つからない」とその失敗点を指摘された。

ディリラバ(迪麗熱巴)とゴン・ジュン(龔俊)主演の時代劇安楽伝」も選ばれた。同作は人気スターの共演作ながらCGが稚拙すぎたり、吹き替えの声が演者にマッチしないなど、ストーリー以外にもさまざまな問題が指摘された。

春季に配信された現代ドラマ「帰路」もタン・ソンユン(譚松韻)とジン・ボーラン(井柏然)の新鮮な取り合わせが注目を浴び、視聴者の期待を集めたが、その後は批判を浴びることに。タイトルは「帰路」ながらも、「帰り道を失ったドラマ」と酷評を浴びた。

最新作では11月に配信をスタートしたワン・ホーディー(王鶴棣)とバイ・ルー(白鹿)主演の現代ドラマ「以愛為営」も加わっている。こちらは作品の内容以外にも、バイ・ルー演じる女性記者のファッションが年齢や職業に合わない上に、ひと昔前のドラマのようだと批判が集中した。

上記以外に選ばれた10作品は、時代劇ではティエン・シーウェイ(田曦薇)、アオ・ルイポン(敖瑞鵬)主演の「花轎喜事」、アンジェラベイビー(楊穎)とマー・ティエンユー(馬天宇)主演の「塵縁」、第2次世界大戦下の上海を舞台にしたホアン・シャオミン(黄暁明)主演の「潜行者」だった。現代ドラマではチャオ・ルースー(趙露思)主演の「後浪」、チャン・イー張譯)主演の「他是誰」、パン・ユエミン(潘粤明)主演の人気シリーズ作「鬼吹燈之南海帰墟」となっている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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