人民網日本語版 2023年12月23日(土) 13時0分
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中国の大型深水物理探査船「海洋石油720」は中国が独自に開発した「海経」曳航式地震探査システムを搭載し、珠江口盆地の2600平方キロメートルの3次元地震データの収集を初めて実施した。
中国海洋石油集団は21日、中国の大型深水物理探査船「海洋石油720」は中国が独自に開発した「海経」曳航式地震探査システムを搭載し、珠江口盆地の2600平方キロメートルの3次元地震データの収集を初めて実施したと明らかにした。今回は中国が初めて実施した水深3000メートル以上の深水3次元地震探査作業で、中国独自の海洋探査技術の重要なブレークスルーを示しており、中国の海洋油ガス開発の独自性の保証、中国の深海資源開発能力の向上に対して重要な意義を持つ。科技日報が伝えた。
「海経」は中国が独自に研究開発・製造した初めての海洋曳航式地震探査・収集設備で、その超低周波・高精度の3次元地震データ収集能力により、深水深層および複雑な地質構造の「3D立体図」を正確に描き出し、中国の超深水分野の油ガス探査能力を大幅に高めることができる。今回の作業は珠江口盆地の水深3000メートルの超深水エリアで行われた。同エリアの平均水深は2000メートル前後で、最大作業水深は3500メートルに達した。探査目的層の最大埋設深さは5600メートルで、中国の海洋3次元地震探査作業の最大水深記録を更新した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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