日本のホテルの部屋の中で肉を焼く動画をアップしていた台湾YouTuberに批判が殺到した。中天新聞網、東森新聞、中時新聞網、CTWANT、TVBS新聞網、NOWnewsなど台湾メディアがこぞって報じている。

報道によると、台湾YouTuberの「貓與香菜」さんは昨年12月、日本のホテルの部屋の中で牛肉や魚介類をホットプレートで焼いて食べる動画を投稿していた。最近になってこの動画がフェイスブックで転載されると、ユーザーから「ホテルで油ものは厳禁なのに焼肉とは」「ベッドやカーテン、ソファーが全部焼き肉のにおいになるだろ」「たとえ調理が許されている部屋でもベッドの目の前で料理するのは非常識」「台湾人の恥さらしだ」などと批判が殺到した。

これを受け、「貓與香菜」さんは自身のフェイスブックアカウントで「動画の中でも話していますが、この企画に際しては室内での調理が可能な部屋を探しました。ホテルにはキッチンやIHクッキングヒーター、電子レンジ、鍋、カトラリーなどがありました。部屋のレンジフードがうまく作動しないようなので、日本で別途、電気ホットプレートを購入して、換気の良い窓のそばで撮影することにしたのです」と説明した。

一方で、「悪い見本になっていますし、きちんと見ていない人がホテルに行ってまねをしたりする可能性があるため動画は削除しました」と報告。「良くない影響を与えたことと、皆さまを誤解させたことについて深くおわびします。動画の内容について今後はより慎重な姿勢で審査したいと思います。皆さまのご批判に感謝します」とつづっている。（翻訳・編集/北田）