一方で、「米国は中国と協力する必要があるため、結果は同じになるだろう」とも予測。「原材料の精錬から最終生産までの工程で中国はリードしている」とし、「英国の電池原材料のシンクタンクであるベンチマーク・ミネラル・インテリジェンス(Benchmark Mineral Intelligence)によると、中国は世界のバッテリー供給量の4分の3を占めており、自動車の汎用バッテリーであるニッケル、マンガン、コバルト電池の価格も米国産より15%安い」と指摘した。テスラ、ゼネラルモーターズ、フォードが自社モデルに採用している低コストのリン酸リチウム電池は、90%以上が中国製で、フォードは中国のEV用バッテリーメーカー寧徳時代(CATL)から技術供与を受けなければならないという。
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