中国新聞網によると、中国サッカー協会の宋凱（ソン・カイ）会長は26日に開催された青少年サッカー事業に関連する全国的な会合で、中国の青少年サッカーを悩ませている大きな難題の一つとして、功利を第一とする考え方を挙げ、「急功近利（目先の成功や利益を求める）から久久為功（継続は力なり）への転換を図り、試合成績の過度な追求に起因する八百長や暗黙の了解、相手の選手に大けがを負わせかねない危険なプレーを断固根絶しなければならない」と語った。

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中国男子サッカーは、2002年の日韓ワールドカップ（W杯）に出場して以来、W杯の舞台から遠ざかっている。U-17（17歳以下）とU-20（20歳以下）のW杯にも20年近く出場できていない。

宋会長は「青少年サッカーは一定の発展を遂げたが、トレーニングの質は高くなく、育成システムは不完全、管理システムは不合理で、文化・思想教育は速やかな強化が待たれ、それらが代表チームのレベルアップを制約している」とも指摘した。（翻訳・編集/柳川）