2023年12月26日、韓国・スポーツ朝鮮は「サッカー・スペイン1部レアル・ソシエダのMF久保建英への日本国民の期待が天高く跳ね上がっている」と伝えた。

スイスに拠点を置くサッカーの研究機関「CIES Football Observatory」がこのほど、各ポジションの2023年版「ベストプレーヤーランキング」を発表した。久保は右ウイング部門で9位タイにランクインした。

記事は日本メディアの報道を引用して久保の活躍を詳しく説明し、「スペインメディアも『久保はレアル・ソシエダのトップ選手の1人だけに、（ランクインは）当然だ』と評している」「英プレミアリーグ（EPL）も久保に関心を寄せている。注目されるチームで結果を残せば『世界ナンバーワン』も十分に可能性がある」などと伝えている。

その上で、「久保がトップチームに移籍し世界ナンバーワンになるには、まず韓国の孫興民（ソン・フンミン、トッテナム）の壁を越える必要がある」と指摘。「ソンは今季11ゴールを決めEPL最高のFWの1人として猛活躍中」「EPL通算114ゴール、リーグの歴史にも名を残す選手だ」と強調している。

また、EPLでは「日本代表の同僚で昨シーズンに活躍した三笘薫も苦戦している」とし、「そこで久保がソン以上の活躍を見せられるかは未知数だが、日本メディアは久保が世界ナンバーワンになれるという期待感を隠していない」と伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「まずはプレミアで30ゴール決めてみるんだな」「とりあえずやってみるといい。そうすれば違いが分かるだろう」「香川（真司）がそれで駄目だったじゃん」「そのフィジカルでは無理だと、すでに香川が証明した」など厳しい声が寄せられている。

また、「肝心の久保本人は何も言っていない」「韓国も日本もメディアが問題だ」「クッポン（極端な愛国主義）はどこの国にもあるんだな」といったコメントも見られた。（翻訳・編集/麻江）