2023年17頭のパンダが帰国―中国

CRI online    2023年12月31日(日) 13時30分

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国家林業草原局によると、中国はこれまでに米国、日本、ロシアなど18の国・20の機関とジャイアントパンダ保護に関する協力研究を実施しており、国外にいるパンダは56頭に達しています。

国家林業草原局によると、中国はこれまでに米国、日本、ロシアなど18の国・20の機関とジャイアントパンダ保護に関する協力研究を実施しており、国外にいるパンダは56頭に達しています。2023年には、日本、米国、フランス、オランダ、マレーシア、英国、ドイツなどから契約期間が終了した17頭のパンダが中国に返還されました。

中国に帰国したパンダは生まれてから4歳前後までの若いパンダと、交流国との協定満了によって帰国したパンダの2種類に分けられます。中国ジャイアントパンダ保護研究センターの専門家・魏明氏によると、パンダの帰国の際には、まず隔離検疫が行われ、次に飼育チームと獣医チームがパンダの状況に応じた飼育プログラムを作成し、飼育経験豊富な飼育員が選ばれ、帰国したパンダの世話をするとのことです。

今年帰国したパンダのうち8頭は、成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地や北京動物園などに戻されました。12月にドイツから帰国した「夢想」「夢円」は、現在は成都ジャイアントパンダ繁殖基地で隔離の段階にあり、糞便や食事、精神状態はいずれも良好です。フランスから帰った「円夢」はすでに隔離を終え、成都ジャイアントパンダ繁殖基地で通常の生活を始めています。

 国際ジャイアントパンダ保護協力研究の開始から現在の12月28日までの間に、中国ジャイアントパンダ保護研究センターから海外に送られたパンダから、計32頭の赤ちゃんパンダが誕生して成長し、うち22頭が中国に帰国しました。(提供/CRI

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