「おい! 日本人がわれわれの料理で激論しているぞ」―台湾のユーザーも注目

Record China    2024年1月1日(月) 17時0分

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台湾メディアの中時新聞網はこのほど、日本人がX(旧ツイッター)で、台湾の地元料理を巡って大激論を展開していると紹介した。本稿に添えられた「親子丼」と「台湾版親子丼」の写真をご覧になっていただきい。

台湾メディアの中時新聞網はこのほど、日本人がX(旧ツイッター)で、台湾の地元料理を巡って大激論を展開していると紹介した。

きっかけは、日本人ユーザーとみられる「紅毛の健」さんが、器に盛った台湾の軽食の「鶏肉飯(ジーロウファン)」に「滷蛋(ルーダン)」を乗せた写真を投稿して「台湾的な親子丼」と書き添えたことだった。「鶏肉飯」は白米の上に茹でるなどして加熱した鶏肉を裂いて乗せ、八角などの香辛料を効かせた醤油だれをかけた食べ物だ。「滷蛋」は、ニワトリなどの卵を醤油などで味付けした汁で茹でたものだ。

中時新聞網は、「紅毛の健」さんの投稿写真を「いかにもおいしそう」と評した上で、日本の親子丼の具材は主に鶏肉と卵と紹介した上で「具材がサケとイクラにならば海鮮親子丼と呼ばれる」と追加説明した。

中時新聞網は、この投稿には15万もの「いいね!」が寄せられ、さらに寄せられたコメントも多かったとして「本当だ。これは台湾版親子丼と言える」、「おもしろい! 今まで思いつかなかった。こういう見方もいいもんだ」「気づかなかった。笑える」などの書き込みを紹介した。

ただし、「台湾的な親子丼」との主張に対しては反論も寄せられ「親子丼とは限らない。なぜなら台湾にはアヒルの卵の滷蛋もあるからだ」「まず何の卵であるかを確認すべきだ」などの書き込みがあった。中時新聞網によると「台湾版の親子丼ではなく、親戚(しんせき)丼と言わねばならない」などの指摘もあり、議論は白熱したという。

なお、「紅毛の健」さんは翌日になり改めて写真投稿をした。出来上がりだけでなく、「厳選した黒地鶏」などの文字がある、食事をした店内に掲げられていたと思われる写真も紹介し、「昨日のは親子じゃないと指摘がありましたが、今日のは親子丼ですかね?」と書き添えた。また「嘉義に行けば卵も七面鳥の完全な親子丼が食べれるかな?」との書き込みも投稿した。(翻訳・編集/如月隼人

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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