羽田空港で衝突事故、台湾の元客室乗務員が「命を守る3つのポイント」を紹介―香港メディア

Record China    2024年1月4日(木) 17時0分

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3日、香港メディア・香港01は、羽田空港の滑走路で発生した旅客機と海上保安庁機の衝突炎上事故について、台湾の元客室乗務員インフルエンサーが航空トラブルで命を守る3つのポイントを紹介する記事を掲載した。

2024年1月3日、香港メディア・香港01は、羽田空港の滑走路で発生した旅客機と海上保安庁機の衝突炎上事故について、台湾の元客室乗務員インフルエンサーが航空トラブルで命を守る3つのポイントを紹介する記事を掲載した。

記事は、羽田空港で2日に日本航空の旅客機が着陸時に海上保安庁の飛行機と衝突して炎上する事故が起き、旅客機の乗員乗客379人が全員脱出に成功したと紹介。この事故に関連して、フェイスブックで31万人のフォロワーを持つ台湾の元客室乗務員Emilyさんが3日に各SNSで動画を公開し、飛行機内で何らかの緊急トラブルが発生した際に乗客が自分の命を守るために知っておくべきことを3点挙げて紹介したと伝えた。

まず1点目は、離陸前の客室乗務員の説明やビデオで紹介される不時着時の姿勢(ブレースポジション)をしっかりと取ることを挙げ、飛行機が緊急着陸する際に客室乗務員が「ブレース」と叫んだ時、あるいは想定外の衝撃を感じた時にはとっさにこの姿勢を取り、頭と体へのダメージ軽減を図る必要があるとした。

2点目は、トラブルが発生した際には客室内に非常経路や非常口を知らせる緊急時照明が点灯することを挙げた。乗客はできる限り冷静さを保ち、煙が出ているときには口と鼻をしっかり覆った上で、非常灯の案内を確認しつつ客室乗務員の指示を聞くことによって安全かつ素早く機内から脱出することができると説明した。

そして3点目は、客室乗務員が「避難してください」と叫ぶのが聞こえたら、まずシートベルトを外し、荷物を何も持たずに速やかに最寄りの出口から脱出し、脱出後は爆発による被害を防ぐためにできるだけ遠くに離れることを挙げた。

Emilyさんは最後に「乗組員、乗客に関係なく、みんなが運命共同体になる。飛行機に乗るときには安全に関するしおりや客室乗務員の説明、ビデオをしっかりと見ておき、いざという時に迅速な行動を取れるようにしておくことが大事」と呼び掛けて動画を締めくくった。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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