炎上したJAL機内から379人全員脱出、90秒ルールが韓国で話題に「日本だから可能だった」

Record Korea    2024年1月5日(金) 14時30分

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3日、韓国・YTNは、羽田空港で発生した日本航空機と海上保安庁の航空機の衝突事故について「全員脱出が可能だったのはいわゆる90秒ルールを守ったおかげだ」と伝えた。

2024年1月3日、韓国・YTNは、羽田空港で発生した日本航空機と海上保安庁の航空機の衝突事故について「わずか10分で炎に包まれた航空機から379人の乗客乗員が全員脱出に成功したのは奇跡だ」とし、「全員脱出が可能だったのはいわゆる90秒ルールを守ったおかげだ」と伝えた。

記事は90秒ルールについて「非常事態が発生した際のゴールデンタイムのようなマニュアルで、機体の衝突や火災発生などの事故が起きた時に90秒以内に乗客乗員全員が脱出しなければならないという原則」「乗務員はこのルールを基に非常脱出訓練を受けている」などと説明している。

また、「たった90秒で脱出するには乗客の協力が何よりも重要だ」とし、「今回は緊迫した状況で全員が大きな危機を感じていたはずだが、乗客は乗務員の指示に従って順番を守り、機内から脱出できた」「反対に19年にモスクワの空港で発生したロシアの旅客機炎上事故では、90秒ルールが守れず被害が大きくなり、78人の乗客のうち41人が死亡した。当時専門家からは、一部の乗客が手荷物を持ち出そうとしたためにゴールデンタイムを逃した可能性が指摘された。脱出する際は手荷物をあきらめ、さらなる被害を阻止するため靴を脱がなければならない(脱出用のシューターを破る恐れがあるため)」などと伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「90秒ルールが数百人の命を救った。ただ韓国の航空機でもこれができるかは分からない」「日本だから可能だったと思う。韓国だったら100%、荷物を持って降りようとする人たちのせいで犠牲者が出ただろう」「日本の秩序文化は本当に尊敬に値する。不幸中の幸いだった」「炎の中で奇跡の全員生存。賛辞を送りたい」「こういう時に日本の国民性が輝く」「どうしてもセウォル号事故と比較してしまう」「乗客乗員が全員助かって良かった。ただ海保機の乗員が亡くなったのは本当に残念だ」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/堂本

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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