フー・ゴー、「休業宣言」の衝撃投稿は主演ドラマの撮影疲れか

anomado    2024年1月8日(月) 23時30分

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中国の俳優フー・ゴーが昨年夏、中国のSNSに活動中止を思わせる投稿をしたことは、現在放送中の主演ドラマ「繁花」の影響とみられている。

中国の俳優フー・ゴー(胡歌)が昨年夏、中国のSNS・微博(ウェイボー)に活動中止を思わせる投稿をしたことは、現在放送中の主演ドラマ「繁花」の影響とみられている。

ウォン・カーウァイ(王家衛)監督の初ドラマ作品として早くから注目を集めていた「繁花」は、12月27日に国営テレビ・中央電視台(CCTV)で放送をスタート。1960~70年代と90年代の激動の時代を舞台に、移り変わる上海とそこに暮らす人々が、フー・ゴー演じる男性・阿宝(アーバオ)の目を通じてつづられている。

フー・ゴーは昨年8月、ウェイボーに「もし僕が今後5年撮影をせず、もっと意義のあることをしたら、みんなは支持してくれる?」と休業宣言とも見える投稿をし、世間をざわつかせた。最近では「繁花」の宣伝活動の中で、「体力・精神ともに追い詰められた」と撮影中のエピソードを話しており、当時は疲弊のせいであの投稿に至ったと推測されている。

撮影に長い時間を費やすことで知られるウォン・カーウァイ監督だが、「繁花」の撮影期間も約3年に及んだ。現場では何度もクランクアップの日が設定されたものの、再び招集されることが相次ぎ、最後には誰も予定を信じなくなったという。キャストの1人、女優ティファニー・タン(唐嫣)の場合は、一つのシーンに最高で86回のリテイクを重ねたとも報じられている。

フー・ゴーによると、ウォン・カーウァイ監督から連絡をもらい、初めて会ったのは2017年のこと。上海出身のフー・ゴーだが、当時は監督から生い立ちや子ども時代の上海の思い出などを詳しく聞かれ、「繁花」について1人で3役を演じる構想を聞かされていたという。「繁花」の撮影現場の雰囲気について、「まるで映画学校にいるようだった」とも語っている。(Mathilda

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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