Record China 2024年1月11日(木) 9時0分
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9日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国政府が「中国の中間層は4億人に達した」との見解を示したことについて、「中間層」の基準をめぐる議論が再燃したと報じた。写真は杭州東駅。
2024年1月9日、独国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版サイトは、中国政府が「中国の中間層は4億人に達した」との見解を示したことについて、「中間層」の基準をめぐる議論が再燃したと報じた。
記事は、中国中央テレビの著名キャスター白岩松(バイ・イエンソン)氏が先日、中国国際経済交流センターの王一鳴(ワン・イーミン)副理事長にインタビューした際に中国政府による「中国の中間層は4億人を超えた」という発表に言及し、ネット上で中間層に関する議論を改めて呼び起こしたと伝えた。
そして、中間層の定義について、人民日報系メディアが14年に国家統計局の基準として「世帯年収6万元(約120万円)以上」と紹介していたことに触れて「この基準よりはすでに高くなっているものと見られる」とした上で、国家統計局長が21年に「中国には年収10〜50万元の収入がある人が4億人、1億4000万世帯あり、彼らは自動車や家を購入したりレジャー旅行に出かける能力を持っており、わが国経済の持続的な安定成長を支える力になっている」との見方を示し、国家発展改革委員会も「第14次五カ年計画」において同様の認識を示したと紹介している。
また、国家統計局による22年のデータでは、全国の収入をそれぞれ20%の5階層に分けた場合、3段階目の「中の中」に入る人の平均月収が2550元(約5万1000円)になると指摘。ネットユーザーからは「上海で年収10万元では中間層に入れない。逆に黒竜江省鶴岡市なら大金持ちだろう」といった声や「そもそも10〜50万元という中間層の幅が余りにも大きすぎる」などといった意見が寄せられたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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日本僑報社
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