Record China 2024年1月12日(金) 23時0分
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中国メディアの参考消息は8日、ロシアのシンクタンクがこのほど公表した世界の海洋大国の総合潜在力ランキングで中国が首位となったとする記事を掲載した。
ロシアメディア、イズベスチヤの6日付報道として伝えたところによると、ロシア科学アカデミーの世界経済国際関係研究所(IMEMO)の研究者がまとめた世界の海洋大国の総合潜在力ランキングで、ロシアは中国と米国に次ぐ3位となった。研究データから、すべての海洋大国の総合潜在力のうち、中国は15.9%、米国は15.5%、ロシアは6.8%を占めていることが判明した。
IMEMOの研究者は、海洋活動に従事する各国によって公開されている軍事および民間の40カテゴリーのデータを分析し、その結果に基づいて100カ国を順位付けしたものを年2回更新している。
2023年の首位は中国で、米国は2位。米国は空母と原子力潜水艦の数で中国を上回ったが、中国海軍はより先進的な軽艦隊戦力を有し、商船の数でも世界一だ。
国家の海軍力を評価する際には、大国によって管理、探索、採掘されている世界の海洋資源も考慮に入れられる。
IMEMOの主任研究員で格付けの責任者、アレクサンダー・ポリバハ氏によると、ランキングでロシアの後に続いたのは日本だが「その発展のペースは特別に速いというわけではない」という。
5~10位は韓国、英国、インドネシア、ノルウェー、インド、フランスの順だった。
ランキング作成者によると、19世紀から20世紀にかけて海軍は国家の総合力において主導的な役割の一つを担っていた。21世紀になり、ミサイル技術と航空が発展したものの、国家の総合力における海軍の役割はそれほど低下しておらず、国家の海軍の規模は国際舞台での野心を判断するのに利用できる。(翻訳・編集/柳川)
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