anomado 2024年1月16日(火) 9時0分
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2月公開の最新作「第二十条」で女優チャオ・リーインを起用したチャン・イーモウ監督が、その作品に取り組む態度を称賛している。
2月公開の最新作「第二十条」で女優チャオ・リーイン(趙麗穎)を起用したチャン・イーモウ(張芸謀)監督が、その作品に取り組む態度を称賛している。
春節(旧正月)元日に当たる2月10日から公開予定の「第二十条」は、中年検察官がある巨大事件に巻き込まれ、同時に彼の家族もトラブルに襲われる模様をコメディタッチで描く作品。俳優レイ・ジャーイン(雷佳音)が主演し、女優マー・リー(馬麗)やガオ・イエ(高葉)、人気グループ・TNT(時代少年団)のリウ・ヤオウェン(劉耀文)らが出演している。
12日、監督と出演者が集まった映画の発表会で、チャン・イーモウ監督は「第二十条」に特別出演するチャオ・リーインについて、撮影現場では共演者と会話することなく、常に1人だったと語っている。全ては演じる役に没頭するためだったといい、その真摯な態度を称賛している。
チャオ・リーインは「第二十条」で、聴覚障害者で子供を持つ女性という難しい役どころに挑んでいる。チャン・イーモウ監督によると、今回のキャスティングまでチャオ・リーインの出演作はほとんど見たことがなく、その存在はアイドル女優の1人という位置づけで知っていたという。しかし、撮影中に見せたチャオ・リーインの態度は、これまでの印象を大きく変えるものだったと明かしている。
チャオ・リーインは昨年、ドラマ「輝け!シンフー~幸福到万家~」と「風吹半夏」の好演でイメージチェンジに成功し、人気女優がひしめく「85後」(1985~89年生まれ)の中でも頭一つ抜けた存在になったと言われる。今回、チャン・イーモウ監督からの異例の称賛も加わり、今後の飛躍がさらに期待されている。(Mathilda)
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