Record China 2024年1月15日(月) 16時0分
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中国メディアの騰訊網はサッカーのアジアカップ初戦で日本がベトナムに4-2で勝利したことについて、「ベトナムに2点取られたら出来が悪い?」との記事を掲載した。
中国メディアの騰訊網はサッカーのアジアカップ初戦で日本がベトナムに4-2で勝利したことについて、「ベトナムに2点取られたら出来が悪い?日本代表は歴史を刷新、これはすでに最大の勝利だ」との記事を掲載した。
日本は前半11分に南野拓実のシュートで先制に成功するも、同16分、33分と立て続けにゴールを奪われ1-2と逆転される。それでも同45分に遠藤航のパスに反応した南野が冷静に決めて同点に追いつくと、アディショナルタイムには中村敬斗がミドルシュートを突き刺して逆転に成功。終盤には、途中出場の上田綺世が決め、4-2で初戦に勝利した。
記事は試合内容を詳報した上で、「日本代表はこの勝利で年を跨いで10連勝となり、男子日本代表の国際試合の連勝記録を更新した」と説明。また、「1992年大会以来、9大会連続でグループリーグ25試合無敗記録を継続した。この間の成績は19勝6分だ」と解説した。
個別の選手については「中村敬斗が代表デビューから6試合6ゴールをマークし、1970年の上田忠彦氏の記録に並び最多を記録している」としたほか、「この試合で2ゴール1アシストを記録した南野は、森保ジャパンで通算53試合に出場し20ゴールを挙げている。一時は低迷しチームから外されるもここまで復帰。左サイドから主戦場のトップ下に戻され、真にカムバックした」と評した。
また、「試合後のコメントで多くの人は、ベトナムに2点を奪われた日本のパフォーマンスは悪かったと評価した。だがそれは違うと考える。ベトナムは近年“ミニ日本”と呼ばれるほど台頭している上、日本をよく知るトルシエ監督が指揮を執る。戦前から技術においてはある程度、日本と渡り合えると予想されていた。ここ数年の日本との対戦でも1点差の敗戦や引き分けなど、決して引けを取らず、進歩を見せていた」と論じた。
その上で、「試合を通じてベトナムが本当に脅威だったのはあの(得点を挙げた)2回のセットプレーだけであり、前半に放ったシュートはその中の3本だけである」と指摘。「日本は逆転されてから疾風暴雨の攻撃を仕掛けて前半のうちに逆転し、後半はペースを落として勝利を確実なものとした。大会の初戦かつ、主力数人がメンバー入りしていない中で成熟したサッカーを見せつけた」と評した。(翻訳・編集/北田)
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