タイのプーケットで16日午前7時50分ごろ、中国人観光客を乗せた観光バスが横転する事故があった。

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中国中央テレビ（CCTV）が現地メディアの報道として伝えたところによると、バスには子ども1人を含む中国人観光客16人、中国人ガイド1人、タイ人ガイド1人、タイ人運転手と助手各1人の計20人が乗っていた。けが人が多数病院に搬送されたが、死者は出ていないという。原因については、バスが目的地に向かって走行していたところ「コントロールを失って横転した」と報じられている。

中国のネットユーザーからは「また？」「また横転かよ。前回からそれほど時間はたっていないぞ」「何回横転するんだ」「呪われてるんじゃないか」「タイでは本当によく横転する」「いずれにせよシートベルトはきちんと締めよう」などの声が上がった。

中国人観光客を乗せた観光バスの事故は過去にも頻発しており、2023年7月にはタイ・ラヨーン県で中国人観光客24人を乗せたバスが横転。同月にはベトナムでも中国人観光客21人を乗せたバスが横転し4人が死亡した。

このほか、19年5月にはロシアで中国人観光客を乗せた観光バスが横転事故を起こし中国人2人が死亡。同年8月にはラオスでバスが転落事故を起こし中国人観光客13人が死亡した。また、同年9月には米ユタ州で中国人観光客30人を乗せたバスが事故を起こし4人が死亡している。

18年には富士山4合目で中国人観光客らが乗る観光バスが衝突事故を起こしたほか、タイ、マレーシア、ポルトガル、オーストラリアなどでも中国人観光客が乗ったバスが事故に遭っている。（翻訳・編集/北田）