中国外交部の毛寧報道官は18日の定例記者会見で、記者から「国家統計局は17日、2023年の中国国内総生産（GDP）が前年比5．2％増だったと発表した。多くの国際メディアが、市場の予想通り、あるいはそれを上回る数字だと報じ、論評していることに注目している。中国経済の堅調な成長は世界にとって何を意味するのか」との質問を受けました。

毛報道官は「国家統計局は17日、2023年の国民経済の推移に関する一連の重要指標を発表したが、中でも最も注目されているのが通年の国内総生産が前年同期比5．2％増で、年初に策定した所期目標を上回ったことだ。このことは、中国経済が回復に向かい、質の高い発展が着実に進んでいることを十分に物語る。また、世界にとって少なくとも三つの利点をもたらしたことを意味する。一つ目は世界経済に駆動力を提供したこと、二つ目は世界経済に安定をもたらしたこと、三つ目は世界各国と新たなチャンスを共有したことだ。われわれは、中国経済の質の高い発展が続き、中国式現代化が絶えず推進されれば、必ずや、世界にさらに多くの利益をもたらし、世界の発展にさらに多くの力を注入することになる」と述べました。（提供/CRI）