韓国がリードする次世代太陽電池、中国とサウジアラビアに押されつつある―韓国メディア

Record Korea    2024年1月23日(火) 6時0分

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中国メディアの環球時報は20日、「韓国がリードする次世代太陽電池、中国とサウジアラビアに押されつつある」とする韓国・東亜日報の記事を取り上げた。

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中国メディアの環球時報は20日、「韓国がリードする次世代太陽電池、中国とサウジアラビアに押されつつある」とする韓国・東亜日報の記事を取り上げた。

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記事によると、韓国はかなり長い間、次世代太陽電池技術で世界をリードしてきたが、今では後発の中国とサウジアラビアがわずか1~2年の間に驚くべき速度で存在感を示している。

天然鉱物素材のペロブスカイトで作る次世代太陽電池は、現在主流のシリコン太陽電池の限界を克服するものだ。韓国はこの分野に最も早く参入した国ではないが、2014年に最適な製造方法を発見したことで、新記録を打ち立て始めた。

中国とサウジアラビアは以前はこの分野で存在感がなかったが、23年に大激変が起きた。中国企業のLONGi(ロンジ)は同年5月にタンデム(多接合)型太陽電池を開発したと公表し、同年11月にはペロブスカイトと結晶シリコンによるタンデム型太陽電池セル(発電素子)において変換効率33.9%の世界新記録を達成したと発表した。サウジアラビアも余剰な土地(砂漠)の多さと年中降り注ぐ日光という太陽光発電における優位性を頼りにその規模を大幅に増やし始めている。

次世代太陽電池に詳しい韓国のソク・サンイル教授は、「韓国が次世代太陽電池技術で世界をリードしているとは言いにくいほど雰囲気が変わった」「技術進化速度があまりにも速く、ロンジもわずか1年で記録を更新した」などとし、「韓国が得意分野で他国に負けるのではないか」と懸念を示した。(翻訳・編集/柳川)


※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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