サウジアラビアのサッカークラブ、アル・ナスルに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがこのほど、中国のファンに謝罪したことをめぐり、中国メディアの極目新聞は24日、「韓国のメディアとネット民を一斉に落ち込ませている」とする記事を配信した。

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記事によると、中国遠征中のアル・ナスルは23日夜、24日と28日に予定されていた中国の2クラブとの親善試合について、ロナウドが負傷により欠場することを受けて延期すると発表した。ロナウドは記者会見で、中国のファンに謝罪した上で、「試合をキャンセルしたわけでないので、私たちはここに戻ってきます」とコメントした。

極目新聞は「ロナウドのこの謝罪が韓国メディアの不満を招いている」と指摘。2019年に当時イタリアのユベントスに所属していたロナウドが、韓国リーグ選抜チームとの親善試合に出場する契約になっていたにもかかわらずベンチに座ったままで、謝罪もしなかったことを引き合いに出して、韓国メディアが不満を漏らしていることを取り上げた。

記事はまた、韓国のネット民から「われわれ韓国人の自尊心を傷つけることになるから、メディアはもう二度と彼をニュース素材として報道するべきではない」との声が上がっていることも紹介した。（翻訳・編集/柳川）