第17回アジア金融フォーラム（AFF）が24日、香港コンベンションセンターで2日間の日程で開幕しました。同フォーラムには3000人を超える金融・ビジネス界の代表者が出席しました。同フォーラムでは「中国のチャンス」に関する討論コーナーが増設され、業界関係者が大陸市場の潜在力の最新状況や香港の役割と強みについて討議します。

香港特別行政区の李家超行政長官はフォーラムのあいさつで、「香港は一貫して世界の企業にとって主要な上場の場であり、卓越したバイオテクノロジー投融資センターでもある。香港と大陸部の株式、債券、デリバティブなどの市場における相互参入が拡大しつづけており、香港は大陸部と国際金融市場の間の欠かせない資本の懸け橋としての役割を強固に確立した」と述べました。

国家金融監督管理総局の李雲沢局長は、「金融監督管理総局は引き続き香港側との監督管理協力を強化し、香港が『一国二制度』の下での独特な強みを発揮し、国際金融センターとしての地位を絶えず強化し向上させることを全力で支持する。香港は必ずや、より大きな活力とより強い競争力を発揮し、アジア地域の繁栄と発展により大きく貢献する」と述べました。

今回のフォーラムは香港特別行政区政府と香港貿易開発局が共催したもので、40回を超えるテーマフォーラム、政策対話などが行われ、世界経済の展望や中国のチャンス、グリーン金融などの注目を集める議題が討議されます。（提供/CRI）