辰年にちなんで竜をテーマにした文化財展示会を開催―上海市

CRI online    2024年1月26日(金) 20時30分

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上海博物館と遼寧省文物考古研究院、西安博物院がコラボレーションした展示会「春光竜融-上海博物館竜年迎春展」が26日から上海博物館1階ホールで無料公開されています。

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2024年は中国の旧暦で辰年。辰、つまり竜は中国では非常に縁起のいいものであることから、2月10日の辰年春節(旧正月)に向けて、上海博物館と遼寧省文物考古研究院、西安博物院がコラボレーションした展示会「春光竜融-上海博物館竜年迎春展」が26日から上海博物館(人民広場館)1階ホールで無料公開されています。

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今回の展覧会では、異なる時代のさまざまなジャンルの「竜」の文化財が計8点出展され、中国における「竜」の形成と発展にまつわる数々の伝説が再現されています。(提供/CRI

竜の玉玦(ぎょっけつ)=環の一部に切れ目のある佩玉(はいぎょく)

新石器時代・紅山文化後期(現在から約5500~5000年前)

2003年に遼寧省朝陽市の牛河梁遺跡から出土

遼寧省文物考古研究院所蔵

竜の玉玦

竜紋大皿

西周後期(紀元前9世紀前半~紀元前771年)

上海博物館所蔵

竜紋大皿

金竜

唐代(618年~907年)

1971年に陝西省西安市郭家灘村で出土

西安博物院所蔵

金竜

鎏金銅竜首銀鎖=両端に金メッキを施した銅製の竜頭が付いた銀の鎖。銀の鎖が竜の胴体を表している

唐代(618年~907年)

1980年に陝西省咸陽市の窯店で出土

西安博物院所蔵

鎏金銅竜首銀鎖

定窯白釉印花雲竜紋皿=宋代の名窯・定窯で焼かれた白磁印花雲竜紋の大皿

金代(1115年-1234年)

上海博物館所蔵

定窯白釉印花雲竜紋皿

尤侃・犀角彫刻六竜杯=明代の彫刻家尤侃作のサイの角に6匹の竜が掘られた杯

明末清初期(17世紀)

上海博物館所蔵

尤侃・犀角彫刻六竜杯

景徳鎮窯青花胭脂紅雲竜紋両耳扁瓶=景徳鎮で焼かれた青花緋雲竜紋の両耳付き平瓶

清の乾隆年間(1736年~1795年)

上海博物館所蔵

景徳鎮窯青花胭脂紅雲竜紋両耳扁瓶

珊瑚竜

近代

上海博物館所蔵

珊瑚竜

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